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新事業「それぞれの理 IP PROJECT」始動――地域に眠る歴史を、物語に。そして未来へ。

メディアトーキングでは、新たな事業として「それぞれの理(ことわり) IP PROJECT」を立ち上げます。

これは、地域に残されている歴史や伝承、人物、場所を取材・調査し、そこから物語を生み出し、小説や映像などの作品へ発展させ、さらに地域文化や観光、イベントなどへとつなげていこうというIP開発プロジェクトです。

きっかけは、これまで記者として、そしてメディアトーキングとして地域を歩き、多くの人に会い、話を聞いてきたことでした。

取材をしていると、ときどき思います。

「こんなに面白い話があるのに、なぜ知られていないんだろう?」

歴史の教科書には数行しか登場しない人物。
地域では語り継がれているのに、全国的にはほとんど知られていない出来事。
何気なく通り過ぎていた神社や寺、墓、古い道。

調べてみると、その一つひとつの後ろに、人間の人生があります。

誰かを守った人がいる。
故郷を守った人がいる。
家を守った人がいる。
信念を守った人がいる。

しかし立場が変われば、正しさも変わります。

一方から見れば正義でも、もう一方から見ればそうではない。

それでも、それぞれが自分の信じるものを守ろうとして生きていた。

そこから生まれた言葉が、

「それぞれの理」

です。

歴史を「保存する」だけではなく「物語として動かす」
このプロジェクトで目指しているのは、歴史を紹介するだけではありません。

史実や地域に残る伝承を丁寧に調べ、その間に存在したであろう人間の感情や葛藤を想像し、フィクションの力を加えることで、現代を生きる人にも届く物語へと再構築していきます。

そして、

歴史・地域資源

取材・調査

物語

小説・映像・アニメなどの作品

イベント・観光・地域文化・商品など

地域へ

という循環を生み出すことを目指します。

物語を作って終わりではなく、その物語をきっかけに、

「この場所へ行ってみたい」

「この人物についてもっと知りたい」

「この地域には、こんな歴史があったのか」

と思ってもらう。

作品から現実の地域へ人が戻ってくる。

そんなIPを地域から作れないだろうか、と考えています。

現在、複数の歴史作品を企画・開発しています
現在「それぞれの理 IP PROJECT」では、実際の歴史や地域を背景とした複数の物語を企画・開発しています。

小説としての制作だけでなく、映像化なども視野に入れながら、コンペティションへの企画提出、歴史資料の調査、現地取材、地域関係者へのヒアリングなどを進めています。

なお、現在制作している作品の中にはコンペティション等への応募を予定している企画も含まれているため、作品タイトル、ストーリー、脚本、人物設定などについては、応募規定等を確認しながら公開可能な範囲で順次紹介していく予定です。

だから今は、まだすべてをお見せすることはできません。

その代わり、このプロジェクトでは「作品が生まれていく過程」も発信していきたいと思っています。

歴史を調べて初めて分かったこと。
現地へ行ったから気づいたこと。
地域の人から聞いた話。
史実とフィクションをどうつなぐのか。
若い世代に歴史作品をどう届けるのか。
そして、地域発のIPをどう事業として成立させるのか。

成功したことだけではなく、試行錯誤も含めて記録していきます。

「それぞれの理」は、一つの作品名ではありません
このプロジェクトでは、時代も場所も主人公も異なる、さまざまな物語を描いていく構想があります。

共通しているのは、一つ。

「人は何を守り、何を未来へ残そうとしたのか」

という問いです。

歴史上の英雄だけではなく、その傍らにいた人。
記録にはほとんど名前が残らなかった人。
敗れた側にいた人。
家族を守った人。
自分とは違う「理」を持つ相手と向き合った人。

それぞれの時代を生きた人間の選択を描いていきたい。

だから「それぞれの理」です。

地域から、世界へ届く物語を。
これは、まだ始まったばかりのプロジェクトです。

どこまで大きくなるのかも分かりません。

小説になるかもしれない。
映画になるかもしれない。
ドラマになるかもしれない。
アニメになるかもしれない。
地域を巡る旅につながるかもしれない。

だからこそ、最初から完成形を決めてしまうのではなく、多くの人との出会いによって育っていくIPにしたいと思っています。

メディアトーキングがこれまで大切にしてきたのは、

「会う」「話す」ことで、人と人、企業と企業をつなぎ、その中にある物語を見つけること。

今度は、その方法を「地域の歴史」にまで広げてみます。

地域に眠っている物語を掘り起こし、現代の物語としてもう一度動かす。

そして、その物語を未来へ渡していく。

それぞれの理 IP PROJECT。

ここから始めます。