２０２５年８月にオープンした「銀豆珈琲（ぎんずコーヒー）」。代表の松嶋義隆さんが、パートナーの松本順子さんと二人三脚で営む、温かく“寄り添う珈琲喫茶”だ。誰もが気軽に立ち寄り、心を休められる「第３の居場所」をコンセプトに掲げる。代表と松本さんは２０年以上、高齢者福祉・障がい福祉の現場で働いてきた。しかし、組織の枠の中では「本当に必要な支援」に踏み込めないもどかしさを抱えていたという。そんな中で見つけた答えが、日常の中でそっと寄り添える居場所づくりだった。「人の役に立つことが人生のテーマ」と語る松嶋さんにとって、カフェは人が自然と心を開き、つながりを生む最適な場。実は本人は元々コーヒーが飲めなかったが、“居場所”をつくる手段としてコーヒーと向き合い、その奥深さに魅了されていった。店内では飲食の提供のほか、コーヒー豆の卸、オーダー焙煎による販売やテイクアウトにも対応。パニーニ、シフォンケーキなど、ほっと心がほどけるメニューが並ぶ。福祉経験を活かし、悩み事や相談も気軽にできる雰囲気づくりを心がけ、将来的には子ども食堂の開催にも意欲をみせる。店名の「銀豆」は、家族同然のフレンチブルドッグ“銀太”と“豆太”が由来。一杯のコーヒーから、人と人が支え合う優しい循環が生まれる場所——銀豆珈琲。地域の心にそっと寄り添う、あたたかなカフェが誕生した。


店名： 銀豆珈琲
代表：松嶋義隆
事務所：館林市松原町２−２１−１
電話番号：０９０〜５２０７〜３２９７
営業時間： ８時３０分〜１８時
定休日：水曜日　プラス2日（インスタグラムで休日告知）
インスタグラム： ＠ginzu.coffee0316