Column

キワニスクラブとは何か

なぜ今、世界中で広がっているのか

キワニスクラブとは何か

「キワニスクラブって何ですか?」

群馬キワニスクラブの活動を始めてから、
最もよく聞かれる質問です。

正直に言うと、日本ではまだあまり知られていません。
ですが、世界的には非常に歴史があり、大きな組織です。

■キワニスクラブとは
キワニスクラブは、
子どもたちのための奉仕活動を行う国際的な団体です。

その理念はとてもシンプルです。

「Serving the Children of the World(世界の子どもたちのために)」

この言葉の通り、
すべての活動の中心にあるのは「子ども」です。

■世界に広がる組織
キワニスクラブは1915年にアメリカで誕生しました。
現在では、世界80以上の国と地域に広がっています。

会員数は数十万人規模。
地域ごとにクラブがあり、それぞれが独立して活動しています。

つまり、

世界的なネットワークを持ちながら、
活動は徹底的に“地域密着”

というのが特徴です。

■何をしている団体なのか
活動内容は地域ごとに異なりますが、共通しているのは

子どもたちの未来を支えること

です。

具体的には、

教育支援
子ども向けイベント
福祉活動
地域との交流
などが行われています。

大きな特徴は、
「寄付だけの団体ではない」という点です。

実際に現場に関わり、
人と人との関係の中で活動していくスタイルです。

■キワニスドールとは
キワニスクラブの代表的な活動の一つが、キワニスドールです。

これは、真っ白な人形を子どもたちに渡し、
自分で顔や服を描いてもらうものです。

特に入院している子どもたちに使われることが多く、

不安の表現
感情の整理
自己表現
といった効果があるとされています。

医療現場でも活用されている、
非常に意味のある取り組みです。

■なぜ今、必要とされているのか
現代は、

人とのつながりが薄くなっている
子どもを取り巻く環境が変化している
地域コミュニティが弱くなっている
と言われています。

その中でキワニスクラブは、

「地域の大人が、子どもに関わる仕組み」

をつくっています。

これは単なるボランティアではなく、
社会の土台そのものに関わる活動です。

■群馬にキワニスがなかった理由
意外に思われるかもしれませんが、
長い間、群馬にはキワニスクラブが存在していませんでした。

理由はいくつか考えられますが、

知名度が低い
きっかけがなかった
誰も“最初の一歩”を踏み出していなかった
この3つが大きいと思います。

■だからこそ生まれた群馬キワニスクラブ
2022年7月5日、群馬キワニスクラブが設立されました。

これは単なる団体設立ではなく、

「群馬に、子どもたちのための新しい選択肢が生まれた」

という意味を持っています。

そしてこの活動は、

地元企業
経営者
地域の人たち
の関わりによって成り立っています。

■最後に
キワニスクラブは、
特別な人だけが参加する団体ではありません。

むしろ、

何か社会に貢献したい
子どもたちのために動きたい
地域と関わりたい
そう思っている人にこそ、必要な場所です。

そして何より大事なのは、

すでにある優しさを、行動に変えること

です。

■問いかけ
あなたの身の回りにも、

誰かの役に立つかもしれないもの
まだ使われていない価値
小さな優しさ
はありませんか?

それが、
誰かの未来につながるかもしれません。

文責:山元将永