農業と製造業の出会いから始まる挑戦!アルカリ電解水実証実験に向け、現場確認を実施
「本当に効果があるのか。」
その答えは、机の上ではなく現場にある。
6月16日から始まるアルカリ電解水を活用した農業実証実験に向けて、一八商会の池田代表と、ぱくぱく農園の大野代表がハウスを訪れ、実験を行う現場の確認を行った。
今回の実証実験では、ぱくぱく農園が栽培するキュウリを対象に、アルカリ電解水が生育や病害抑制にどのような影響を与えるのかを検証する。
ハウス内には順調に育つキュウリが並び、すでに実をつけ始めている株も見られた。一方で、生育に若干の差が見られる区画もあり、こうした場所を活用しながら比較検証を行う方向で調整が進められた。
今回の実験では、アルカリ電解水を100倍程度に希釈し、葉面散布を実施する計画だ。散布後は1週間ごとに経過を観察し、生育状況や葉の状態、病害の発生状況などを記録していく。実験期間は7月末頃までを予定しており、継続的にデータを収集していく。
実験の目的は、アルカリ電解水の効果を証明することではない。
「実際に使ったらどうなるのか」を確認することである。
期待される効果としては、葉面環境の改善による光合成の促進や病害が発生しにくい環境づくりなどが挙げられているが、農業は地域や土壌、気候によって結果が大きく異なる。だからこそ、実際の栽培現場でデータを積み重ねることに意味がある。
今回の取り組みは、製造業の技術を農業へ応用しようという挑戦でもある。
長年、鉄鋼業界で培われてきた技術を持つ一八商会と、持続可能な農業を追求するぱくぱく農園。異なる業界の知識と経験が交わることで、新たな可能性が生まれるかもしれない。
メディアトーキングでは、この取り組みの広報と記録を担当する。
単に結果だけを伝えるのではなく、「なぜこの実験を行うのか」「どのような変化が起きるのか」という過程そのものを取材し、地域へ発信していく予定だ。
成功するかもしれない。
期待した結果が出ないかもしれない。
しかし、どちらであっても、それは貴重なデータになる。
6月16日。
館林・邑楽地域から始まるこの実証実験は、農業と製造業の新たな可能性を探る第一歩となる。
メディアトーキングは、その挑戦をこれからも追い続けていきたい。

