鹿児島で見た「つながり」の力
~キワニスドール作成会が教えてくれたもの~

鹿児島で見た「つながり」の力 ~キワニスドール作成会が教えてくれたもの~
2026年6月6日、鹿児島キワニスクラブと群馬キワニスクラブの交流事業の一環として、鹿児島市内でキワニスドール作成会が開催された。
参加したのは鹿児島県内の高校生39名。
病気やけがで治療を受ける子どもたちの心の支えとなるキワニスドールを、一人ひとりが約2時間かけて作り上げた。
会場にはミシンが並び、生徒たちは真剣な表情で作業に取り組む。慣れない作業に苦戦する姿も見られたが、完成した生徒が自然とまだ終わっていない仲間のもとへ向かい、「手伝おうか?」と声をかける。
誰かに指示されたわけではない。
それでも助け合いが生まれる。
その光景を見ていて、「奉仕」とはこういうことなのだろうと思った。
メディアトーキングの山元将永は、群馬キワニスクラブの立ち上げ当初から関わってきた。鹿児島キワニスクラブは設立に尽力いただいたことから姉妹クラブ提携も行なっている。
2022年に群馬キワニスクラブが発足した時、正直なところここまで活動の輪が広がるとは想像していなかった。
地域の経営者や企業が集まり、子どもたちのために何ができるかを考える。
その小さな種が少しずつ芽を出し、今では鹿児島キワニスクラブとの交流事業へと発展している。
さらに今回のように高校生たちが参加し、自らの手でキワニスドールを作る姿を見ると、活動が次の世代へ受け継がれ始めていることを実感する。
前日のゴルフ交流コンペやWELCOME NIGHTでは、大人たちが交流を深めた。
そして翌日は高校生たちが奉仕活動の主役となった。
年齢も職業も住む地域も違う人たちが、「子どもたちのために」という一つの目的でつながっていく。
これこそがキワニスクラブの価値なのだと思う。
メディアトーキングは普段、企業や経営者、人と人をつなぐ仕事をしている。
今回の交流事業を取材しながら感じたのは、「つながり」には人を動かす力があるということだった。
群馬で始まった一つのご縁が、鹿児島へと広がり、さらに高校生たちへと受け継がれていく。
その先には、病院で不安を抱える子どもたちがいる。
今回完成した39体のキワニスドールは、ただの人形ではない。
そこには高校生たちの優しさと、鹿児島・群馬両クラブの想い、そして多くの人のつながりが縫い込まれている。
群馬キワニスクラブの立ち上げに関わった一人として、この景色を見ることができたことを素直にうれしく思う。
そしてこれからも、こうした人と人とのつながりが生み出す物語を伝え続けていきたい。
それがメディアトーキングの役割なのだから。
